STAFF Report

アクセラ (BK3P) ワンオフ製作STORY

神奈川県 W様
当社WEBサイトを見ていらしてくださいました。
「市販のマフラーでは満足できない!車検ぎりぎりまで大きな音のかっこいいマフラーが欲しい!」
とおっしゃいましたが、オーナー様の後の家族会議の結果、
「お子様が泣かない音量で」製作することとなりました。

BK3P-01
出来上がりの様子(センター~リア)です。
純正のサブタイコ以降を製作予定だったのですが、音量・音質・レスポンスを考えてサブタイコから全て製作いたしました。
取付の簡易性を考慮し、LSD付近で2分割の構造としています。

BK3P-01
サブタイコ~メインタイコ(LSD前)までのイメージです。
純正サブタイコもほぼストレート構造でしたが、マフラー系などを見直してやることで更なるレスポンスとサウンドを生み出します。

BK3P-01
メインタイコ~出口までの様子です。
DIYチューナーなお客様でしたので、後の作業性を考慮しLSD付近で分割することに。

車両装着イメージ

お客様のご希望は

  • 低回転域~高回転域まで、きっちりと吹け上がること。(特に中速域重視)
  • スポーティーサウンドを肌で感じられること
  • 場所によってはノーマルのごとく静かに走ることが可能なこと
  • かっこいいこと。

とのことでした。
車両の運動性能を考え、「純正のレイアウトを尊重しつつ、化けの皮をはがしてやる」といったコンセプトで製作したマフラーです。マフラー径としては、60Φへと若干太くしてありますが、曲げの角度や見えない箇所での絞り込みを行うことで低速トルクを失わないよう考慮されております。
なお、お一人で運転中の時とご家族を同乗させた状態では、求められるサウンドが異なります。
従いまして、アイドリング~低回転時はノーマルとほぼ同様の音量とし、4,500回転以上まわして楽しく熱く走っているときにだけ甲高いスポーティーサウンドがそこそこの音量で楽しめるマフラーとなっております。

日本車のワンオフ実績、実はかなりの台数をこなしてはいるのですがWEBサイトを開設しようなんて考える前の話がほとんどでしたので、写真などのデータがあまり残っておらず、当社はWEBサイトを見る限りでは「外車メインのマフラーやさん」に見えがちなのですが、そんなところに飛び込んできてくださいまして、ありがたやありがたや・・・。
DIYにてかなり手の入った車になっており、オーナー様の車に対する「愛」を随所に感じられるお車でした。
余談ではありますが、「子供の泣かない音量」ってのがどんなものなのか、排気音に感しては「すすけ汚れた大人」になってしまっている当社スタッフだけでの判断は危険!ということで、スタッフの子供達を犠牲者(?)として一応テストはしてみたんです。しかしながら、蛙の子は蛙なんですねぇ。。。マフラー付いてない状態でもキャッキャはしゃいでたり、ふつ~に寝てたり・・・。当社に限った話かもしれませんがまだ「大人」の方が音には敏感でした、、、。

サウンド動画

お客さまからのメッセージ

このたびはお世話様でした。
美しい仕上がり具合にプロフェッショナルを感じました。
さっそく昨晩、今晩走りまくって感触を確かめてみましたが、アイドリングは静か、低中回転域は思っていたより低くて野太い音。で、肝心の高回転4,500以上は甲高いサウンドがいい感じで出ています。
アクセラがこんないい音がでるとは誤算でした。低中回転域はこれで音量ちょうど良かったです。低中回転域の車内にこもるような音が少し気になります(様子見ます)
クルマの方向として、若干高回転仕様になったようです。
全般的には「これぞスポーツマフラー!」といった存在感で大満足です。
では、また何かありましたら、お邪魔するかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
では、失礼します。

(神奈川県 W 様)

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